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お知らせ

猫とこたつと春と冷え

こんにちは。院長の木下です。

立春過ぎたのに寒いですね~。。でも、植物はちゃんと春の気をキャッチして、つぼみをつけたり、枝が伸び始めたり、春の準備をしていますね。動物や私たちも気付き難いだけで、ちゃんと身体や心が春の準備をしているんでしょうね(#^^#)

今回の寒波の影響で、寒邪(冷え)による体調不良(膀胱炎・下痢嘔吐)を訴える動物たちの来院が増えています。
身体は春の準備をしているのに、寒波がやってきたので、対応できないでいるようです。

そういう私も、いつもジーンズ+ヒートテックでいるのに、一昨日長崎で雪!という寒い日に勉強会でヒラヒラとしたガウチョパンツなどを履いて出かけてしまい、下半身が冷え冷えになり、次の日ぎっくり腰になりました( ;∀;)ヒートテックやマフラー、厚手の靴下など、寒さ対策はしていたつもりなのですが、身体と心が春のつもりで浮ついていて、寒さに対応できなかったのね、と反省(´Д`)帰りが遅かったので、シャワーで済ませて身体を温めなかったのもいけなかったなぁ。。

さて、昔より、冷えで体調を崩す猫ちゃんが多いなぁ?と思って、飼主さんに聞いてみると、・・・・家に「こたつ」がない~!

フローリング等、生活環境の変化で、こたつを出さないご家庭が多いんですね。エアコンやヒーター、ホットカーペットで部屋を暖めても、こたつほど温まるものはなし。こたつの赤外線は体の内部まで温めて、血流もよくなりますからね。
暖房器具の前から動かない、という犬猫ちゃんは、身体が冷えてるよ~寒いよ~というサインです。

特に猫って、身体がほっかほかになるほど、温まりすぎて目が吊り上がるほど(→わかりますか?笑)、こたつが大好き=とっても寒がり。

冷えにやられても、こたつで温まって冷えを身体から追い出せていたんだけど、こたつがないと、それができないで、体調不良を引き起こしてしまうのでしょうね。

こんな子たちは、背中を触るとすっごく怒ります( ゚Д゚)
背中には内臓のツボが背骨の横に沿ってずらりと並んでいます。内臓の不調がツボにあらわれるので、胃腸の調子が悪い子は、胃腸のツボ周辺を嫌がるし、膀胱炎の子は、膀胱のツボ周辺を嫌がります。寒い時期はこういったツボを温めると不調を改善できるので、そう考えると、しっかり内部まで温めることができるこたつって、最高の暖房器具じゃないですか!Σ(・ω・ノ)ノ!!

「冷えは万病のもと!」

実は私も、こたつを出したり片づけたりが面倒で、今年はこたつを出さなかったのですが、来年は猫と自分のためにこたつを復活させようかなぁ…と思います。(*´ω`*)

当院では一般的な西洋医学の他に、中医学(鍼・漢方)、メディカルアロマ、オゾン療法、食餌療法等の統合医療にも力を入れています。お気軽にご相談ください。

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