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お知らせ

雨雨雨の晴れ間

皆様、お久しぶりです。 院長の木下です。
フィラリアや狂犬病のシーズンで忙しくしており、ブログの更新がおろそかになっていました。

今年は梅雨入りが早かったですね。 
湿気もすごいです。

東洋医学では、湿気は脾胃(胃腸系)の不調を招くといわれます。
梅雨入りしてから、胃腸系の疾患のわんこさん、猫さんが多数来院されます。
湿気による不調は、人でいえば「胃もたれ」に近いです。
自分が胃もたれしていたら、どんな感じですか?あまり食べたくない、吐き気がする、おなかの調子が悪い。

動物たちも同じです。

そんな時に、無理してご飯を食べさせなくても良いです。食欲不振は胃腸が不調のサインですから。

胃もたれの時は、舌の上のコケがいつもより白くて厚くなっていることが多いです。

ワンちゃんや猫ちゃんが食べないことが心配だからといって、いつもより美味しいものやおやつをやるのは、不調を長引かせます。また湿気による胃腸の不調は治りにくいのも特徴です。


こんな時は、いつもより食事の量を減らす、またお野菜を食事に加えることをお勧めします。
牛骨や鶏骨でスープを作って、お野菜を炊いてもいいし、ミキサーでポタージュ状にするのもいいですね。
ハト麦茶や小豆茶は体から湿気を出してくれるので、飲ませるもよし、フードに少し混ぜるもよし。

もちろん、数日の食欲不振があるときは、早めに病院に連れて行ってくださいね。

人で胃もたれがある人は、運動やサウナで汗をかくといいですよ。

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