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今年の夏の覚書

院長の木下です!(^^♪ 台風が近づいています。皆様、準備は万端でしょうか。被害が最小限に収まるとよいのですがねー。心配です。

今年の夏は、長い雨のあとのものすごい猛暑。湿気も多く、熱中症対策としてクーラーをガンガンにつけている部屋の中で24時間過ごしていたワンちゃんたちも多かったようです。そのため、自律神経失調と思われるワンちゃんたちが、8月の終わりごろから体調を崩して来院されることが多かったです。

クーラー効いた部屋なのに、はぁはぁ言って暑そうにしている。 夜に急に起きてはぁはぁと荒い息遣いをしている。ということで心配された飼い主さんが多数来院されました。

そんなワンちゃんたちを診察すると、暑いのではなく、とっても身体がひえています。体や手足も冷えているし、飼主さんに聞くと、ソファの上で丸まっているとか、風に当たらないところに行きたがるそう。

身体というのは、冷えすぎると温めようとして体の内側から体温をあげるようなシステムがあります。

なので、体表は冷えて寒いのだけど、身体の中は熱がこもるというアンバランスな状態になって、こもった熱を呼吸でだそうとしてはぁはぁするのではないかと考えられます。

暑いからと散歩に行かず、一日中クーラーの効いた部屋に住み、飼主さんが寝る夜11時や12時まで一緒に起きているような生活をしていれば、自律神経乱れますよね。
飼主さんには、「クーラー病ですね」と伝えると、ほぼ納得されます。

そろそろ涼しくなってきたので、朝からお散歩して太陽の光を浴びて、自律神経の乱れをリセットしてあげてくださいね。(^_-)-☆

台風10号に憂鬱な院長木下でしたー。






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